IT関連の仕事をしているか興味があれば勉強せずに合格することも可能です。
今までは選択問題で表計算を選択していましたが、年々難易度が難化してきているということだったのでいざ選択するとかなり難しく感じました。
そのため半分くらい解いたところで急遽問題を業務で行っているJavaに切り替えました。Javaは業務で行っているので比較的楽に解くことができました。
学生の時に受験した時には午後試験は何が言いたいんだろうというような感じで意味が理解できないところなども多々ありましたが、業務を経験してから受験すると文章が簡単に読めました。
付属で付いているCD-ROMの過去問題集を解く。
試験時間については、見直しに時間も使っていたので、時間いっぱい使った覚えがあります。
参考書は、一通り目を通したら辞書代わりに使うといいと思います。
勉強会はやりかたとしては、日経BP社の「3週間完全マスター データベース試験」を
使用し、テキストを順番に講師が読み、不明点等があれば、みんなで、討議する
形をとりました。
自宅での勉強
【勉強時間について/午前の対策】
勉強会は、2週間に2回なため、不十分なので、個人でも勉強時間は確保しました。
ただ学生時代とは違い、まとまった時間はとれないので、こんな工夫をしました。
①通勤時間での勉強
朝晩の通勤時間は30分×2=1時間行いました。
ただ、電車の中で集中はできないので、問題集を中心に行い、クイズのように
答えは何?てな感じで行いました。午前の問題を中心に行い、最終的には
問題集については、6~7回行ったので、内容もさることながら、最後には
問題を見ると答えを覚えたほどでした。
②昼休み
これまた集中できないので、パソコンの対策ソフトで、午前問をこなしました。
試験直前には、食堂に行くのもやめて、サンドイッチを買って、食べながら
パソコンに向かっていました。
③夜
疲れているので、これまたパソコンの対策ソフトでをゲーム的にやりました。
正解率が出るので、それを励みにしました。時間としては30分はパソコンに向かうように努力しました。
最初は午後問の対策ソフトも試したのですが、どうやって採点するのかなと思っていたら、
何を入れても正解になるようで(ま、結局採点しようがないということらしい)
あまり意味を感じられなかったので、午前問に集中することにしました。
(結果的に昼も夜も同じ問題を繰り返しする形になりました)
最初は30分で20問程度しかできなかったのですが、最後のころには
120問全問できるようになっていました。(ま、10回も20回もやりゃ答えも覚えますが)
振り返ってみると、結果的には毎日2時間ぐらいはやっていたわけで、学生時代のように
連続してやろうと思ってやっていたら、できなかったと思います。いかに細切れの時間を
使うかではないでしょうか。
【午後の対策】
午後については、勉強会の中で、午後Ⅰの回答パターンはわかったので、
休みの日に実際に、過去問を書いてみる練習を行いました。これまた机に向かってウンウン
行うのではなく、テレビを見ながら、新聞に入っている折込ちらしの裏に
自分なりのER図を書いた後に、回答を書いてみました。問題には字数の制限とかは
あるのですが、最初は気にせずに書きなぐりました。折込ちらしではなんだかなと思い
試験が近づくころには、子供用のスケッチブックで練習しました。
その中で、取得したテクは、午前Ⅰは時間がないので、最初に設問から読もうということでした。
これは最近の話なのですが、情報処理試験ネットワークの対策のセミナーの先生いわく
午後Ⅰは、設問から読みましょうと言われ、自分がやってきたことが正しいことを
再確認しました。
午後Ⅱについてですが、午後Ⅰと比べ(午後Ⅰは一問30分で解かねばならないが
午後Ⅱは一問を1時間半かけてとけば良い)
以外と時間的には、余裕があるので、自分で時間配分を計算し、最初の5分は2問のうち
から1問を選ぶ、選んだ問題は、DBの構造、DBの項目を回答とは別に洗い出して書いた後に
問題を解く練習をしました。ただ、午後Ⅱに対しての対策は結構遅れて
試験の直前1ヶ月前ぐらいになってしまいました。
(3)試験当日
【当日】
試験会場は1部屋で、受験者は60人でした。過去の合格率からいくと
この教室で通るのは、一人か二人かなとかのんびり考えていました。
【午前の試験について】
最初の問題を見た感想は、「うんよしよし」でした。過去問は繰り返し、出題される
のですが、今回も見たことのある問題がかなりあり、その時は自信満々でした。
時間的には結構余裕があったので、早い目に食事をして、午後の準備をしようと
さっさと途中退出しました。
が、後日答えあわせをしたら、勘違いや過去問でやっていたのにまた間違えた問題が
5問あり、これで落ちていたら、洒落にならないところでした。
(ま、午前で脚きりされると、午後Ⅰ以降は採点されないので、どの程度とれたかは
わかりませんが)やはり、自信があっても見直しは必要です。
【午後Ⅰ試験について】
とにかく時間が足りませんでした。事前の準備どおり1問30分という計画で
やっていたのですが、結果的には、最後の1問は15分ぐらいしかありませんでした。
問題は、ほぼ傾向と対策どおりだったのですが、微妙に新しい傾向がありました。
ちなみに、データベース試験の午後Ⅰは、1問目正規化 2問目SQL
3問目先輩と後輩の会話?という傾向になっています。
SQLは普段は使わないjoinとかが予想通り出たのですが、準備はしてたのですが
試験になると忘れてしまいました。やはり普段使ってないものはそれなりの練習が
必要です。
【午後Ⅱ試験について】
試験内容とは直接関係ないのですが、以前マネージャー試験とかを受けた時
このころにはへろへろになっていたので、アミノ酸入りの流動食を試験の区切りが
終わるタイミングで取りました。午後Ⅰ終了後も流動食を取り、頭に栄養を
入れました。そのせいか割りと最後まで集中してできました。
試験が始まって、作戦通り、5分で問題をながめて、結果2問目を選びました。
問題の量は多かったのですが、なんとなくとっかかりやすそうでした。
そしてこれまた作戦通り、DBの構造、DBの項目を洗い出しました。
それから設問を見てから、問題を詳しく読もうと思ったのですが、
設問を見てびっくりしました。問題を選ぶときに設問まで見てなかったのですが、
設問はなんと、DBの構造、DBの項目を記述しろという問題でした。
問題に取り掛かる段階で、答えが全てできていました。ラッキーというより
ありません。内容も自分ができたから言うのではないのですが、
過去問をやっていた限り、こんな簡単な問題はありませんでした。
ま、もしかしたら、試験が受けた時期がたまたま、UI段階で仕事でいつも
DB設計をしていた時期と一致したので、簡単だったのかもしれません。
それと2問目はオブジェクト指向のデータベース設計も絡んでいたのですが、
ラッキーなことに試験の何日か前にオブジェクト指向のデータベース設計は
参考書で読んでいました。
試験を終えた感想としては、午前は配点比率しだい。午後Ⅰは部分点しだい。
午後Ⅱは自信ありでした。なんとか午前と午後Ⅰなんとかなんないかなという
感じではありました。今考えるとどこができてどこができていないのかが
わかったのも勉強をかなりしていたからこそかなとも思います。
【正解例発表】
そして試験から1ヶ月がたった5月、JITECから正解例の発表がありました。
午前については、7割とれなかったので、微妙でした。合格点は800点満点で
600点。つまり単純にいうと75%とれないとダメです。ただ、JITECの
ホームページを見ると配点は、そのときの回答率で決めるとありました。
(それに配点比率は非公表!!)
結局、最終発表がないとわかりません。
午後Ⅰも予想通り、模範回答どおりの答えでは600点にはいかず、やはり
部分点しだいでした。
午後Ⅱは、これまた予想通りで、模範解答を見る限りでは、もしかしたら満点?
と思うぐらいでした。ただ最終的に自分の書いた解答は残していなかったので、
くわしくはわかりませんでしたが、それでもほとんど間違ってはない自信は
ありました。
【結果発表】
当日、昼の12時発表です。昼休みにネットで検索をしました。
ただ、その日は受験票を持ってくるのを忘れたので、島根会場で、一人しか
合格していないことだけしかわかりませんでした。合格している受験番号を見て
なんとなく見たことのある番号のような気はしましたが、
自信はなく、いずれにしろ自分の近くの人のようでした。
で、夜自宅に帰り、検索。「やった」思わず叫んでしまいました。
点数は予想通り、午前はぎりぎりの630点、午後Ⅰはこれまた予想通りの
620点、午後Ⅱは、780点。800点満点なので、たぶん間違ったのは
1問か2問でしょう。
こんなに午後Ⅱが取れることはないでしょうから、ラッキー及び午前の配点比率
午後Ⅰの部分点に感謝です。
結局わかっていてもそれを正しく表現できなければ、点は取れません。