第3回で使用した温度センサーに小型液晶を付け、液晶に温度を表示してみます。
液晶はSWITCH SCIENCEさんで購入したI2C接続の小型LCDを使用します。
第5回で使用した液晶と比べこんなに小さいものです
配線
配線します。
- 液晶をブレッドボードに差します。
- 液晶ボードのVCCピンに電源3.3V、GNDピンにアース、SCLピンに27番ピン、SDAピンに5番ピンを配線します。
- その他の配線は第3回のものをそのまま流用します。
プログラムの作成
① 第3回のコードを以下のように修正します
#include "mbed.h"
#include "SB1602E.h"
AnalogIn sensor(dp13);
Serial pc(USBTX, USBRX);
SB1602E lcd(dp5, dp27);
int main() {
lcd.contrast(0x30);
while(1) {
float temp;
temp = (sensor * 3.3 - 0.6) / 0.01;
pc.printf("TEMP = %f\r\n", temp);
lcd.clear();
lcd.printf(0, 0, "%.2f", temp);
wait(1.0);
}
}
② mbed.orgのコンポーネントページからDISPLAY > LCD > SB1602Eと選択し、コンポーネントをimportします
(第4回 液晶ディスプレイに表示してみる 参照)
実行する
①コンパイルを実行し、binファイルをダウンロードします
②Windowsメニュー → コンピューター → MBED(F:) をクリックし、ダウンロードしたbinファイルを入れます
③ ボタンを押し実行し、液晶上に温度が表示されることを確認します。