体験的マイコン学習(Mbed編)


目次



第6回 小型液晶に温度を表示してみる


第3回で使用した温度センサーに小型液晶を付け、液晶に温度を表示してみます。

液晶はSWITCH SCIENCEさんで購入したI2C接続の小型LCDを使用します。第5回で使用した液晶と比べ
こんなに小さいものです


液晶

配線

配線します。

  • 液晶をブレッドボードに差します。
  • 液晶ボードのVCCピンに電源3.3V、GNDピンにアース、SCLピンに27番ピン、SDAピンに5番ピンを配線します。
  • その他の配線は第3回のものをそのまま流用します。

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プログラムの作成

① 第3回のコードを以下のように修正します

#include "mbed.h" #include "SB1602E.h" AnalogIn sensor(dp13); Serial pc(USBTX, USBRX); SB1602E lcd(dp5, dp27); int main() { lcd.contrast(0x30); while(1) { float temp; temp = (sensor * 3.3 - 0.6) / 0.01; pc.printf("TEMP = %f\r\n", temp); lcd.clear(); lcd.printf(0, 0, "%.2f", temp); wait(1.0); } }

② mbed.orgのコンポーネントページからDISPLAY > LCD > SB1602Eと選択し、コンポーネントをimportします
(第4回 液晶ディスプレイに表示してみる 参照)


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実行する

①コンパイルを実行し、binファイルをダウンロードします

②Windowsメニュー → コンピューター → MBED(F:) をクリックし、ダウンロードしたbinファイルを入れます

③ ボタンを押し実行し、液晶上に温度が表示されることを確認します。

実行4
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