- 写真① マイコンボード => 本の付属品(CY8C5868AXI-LP035)を使用します
- 写真② USBケーブル(パソコンとスマホを接続する時に使用しているケーブルです)
体験的マイコン学習(PSoCで作るMyスペシャルマイコン編)
Lチカ(割り込み方式)
この本で試したLチカ(割り込み方式)を紹介します
準備するもの
プロジェクト作成
① PSocCreatorを起動し、File → New → Projectをクリックします
② Target deviceからデバイスを選択します。今回は使用する機器が一覧にないので、Launch Device Selectorを選択します
③ Select Deviceの中から、今回使用する(CY8C5868AXI-LP035)を選択しOKボタンをクリックします
④ Target deviceが選択できていることを確認し、Nextボタンをクリックします
⑤ Empty schematicを選択し、Nextボタンをクリックします
⑥ Workspace nameとProject nameに名前を入力し、Finishボタンをクリックします
回路図の設定
① 右側のメニューにある(Cypress → Ports and Pins → Digital Output Pin[v2.20])を選択します
② Digital Output Pin[v2.20]を回路図の中央までドラッグしてセットします
③ セットしたピンをダブルクリックします(※回路図をズーム倍率200%で表示しています)
④ 設定画面が開いたら、一番上のName項目に名前を入力してください(今回はLEDと入力します)
また、General → Type → HW connectionのチェックを外してOKボタンをクリックしてください
ピンの設定
① 左側のメニューにある「プロジェクト名.cydwr」ファイルをダブルクリックしてください」(今回はPSoC5LP_LED1.cydwrとなっています)
② 設定画面が表示されたら、右側にあるPortをクリックし、P6[7]を選択してください
クロック・システムの設定
① 下側のタブメニューにある「Clocks」をクリックします
② 画面が表示されたら、上側メニューにあるEdit Clock...をクリックします
③ クロック設定画面が表示されたら、図の通り選択し、最後にOKボタンをクリックします
ビルドする
プロジェクトをビルドします
① メニューの Build → Build PSoC5LP_LED1 をクリックしてください
② ビルドが成功すると、左側のメニューにファイルが追加されます
また下側にあるOutputに、Build Succeeded: [ ビルドした日付 ] が表示されます
Cプログラムの作成
main.cを編集します
① 左側のメニューにある、Source Files → main.c をダブルクリックし、コード画面を開きます
② main.cの内容を下記のコードに書き換えてください
#include <project.h>
volatile uint32 gTick = 0;
// SysTick Interrupt Handler
CY_ISR(SysTick_Handler)
{
gTick++;
}
// Delay Routine
void Delay(uint32 tick_delay)
{
uint32 tick_entry = gTick;
// wait for tick
while((gTick - tick_entry) < tick_delay);
}
int main()
{
/* Place your initialization/startup code here (e.g. MyInst_Start()) */
// Set the SysTick Interrupt Vector (=15) in Vector Table in RAM
CyIntSetSysVector(15, (cyisraddress)SysTick_Handler);
// Start SysTick Periodic Interrupt
SysTick_Config(BCLK__BUS_CLK__HZ/1000); // SysTick=1000Hz(1ms)
// Enable Interrupt Detection
CYGlobalIntEnable; // uncomment
{
/* Place your application code here. */
LED_Write(~LED_Read()); // Toggle LED Terminal
Delay(500); // 500ms
}
}
実行する
最後に実行を行います
① メニューのBuild → Build sampleをクリックして、ビルドを行ってください
② ビルドが完了したら、メニューの Debug → Program をクリックして実行してください
③ ボード上のLEDが点滅すれば成功です